日本で一番北にある富士神社がどこにあるか?気になったので調べてみたら、北海道の利尻島に鎮座する北見冨士神社を発見。伝承によると北見冨士神社は、元々は北見富士権現と呼ばれ、沓形漁港の西の岬に創祀したと伝えられている。
沓形港 (くつがたこう)エリアが富士見町と呼ばれているのは、元々北見冨士神社があった名残りだろうか?
北見冨士神社の祭神は、大山津見神、木花開耶比賣命、豊受比賣命、市杵島比賣命、大國主神、事代主神、日本武尊。
北見冨士神社の社殿は、北海道エリアでよく見かける神明造。境内には鳥居と狛犬が1対。参拝者用の駐車場や、公園もある。参道から利尻山も見える。利尻山は、別名「利尻富士」と呼ばれる郷土富士。標高1,721m、円錐形の独立峰で日本百名山に選定されている。
北見冨士神社へ向かうには、フェリーを使う海路、または利尻空港の空路二択。海路の場合、稚内漁港からハートランドフェリーに乗って鴛泊港へ。沓形港フェリーターミナルから車で3分、徒歩16分で着く。新千歳空港または、丘珠空港から利尻空港へ。利尻空港から車で12分。
おや?グーグルマップで利尻空港周辺を眺めていたら、北海富士神社を発見。北見冨士神社は北緯45度18分、北海富士神社は45度24分・・・。日本最北端は北海富士神社だったのか?
も、もしかして・・・さらに北に鎮座する富士神社があるのでは?とGoogleMapsを食い入るように見ていたら、利尻島の最北端、富士岬近くに富士岬神社を発見。
北海富士神社は、白い鳥居が見えたが、富士岬神社には、鳥居も無く、本殿の手前、両脇に火成岩でつくられた狛犬っぽいものが見えるだけ。
富士岬神社は、北緯45度25分。北海富士神社よりもさらに北に位置する。礼文島、北海道エリアを見ても富士神社と名の付く神社はみつからなかった。日本最北端の富士神社は、富士岬神社という結果に。
富士岬神社よりも、北に位置する富士神社をご存じの方は教えてください。