とんど

とんど

とんど(歳徳)とは、長い竹を円錐上に組み上げ、その年に飾った注連飾り、注連縄(しめなわ)、書き初めなどを持ち寄って焼く行事。毎年1月の第2週の土曜日に富士神社の敷地内で行われている。

書き初めを焼いた炎や灰が高く上がると字が上達すると言われている。火を付けるのは、年男・年女(としおとこ・としおんな)が担当する。

その火で焼いた餅を食べると一年間健康でいられる縁起物として、ぜんざいに入れて食べられている。また竹にお酒を入れて、残り火で温めた笹酒(ささざけ)が振る舞われていた。

とんど

別名、どんど、どんど焼き、どんどん焼き、どんと焼き、さいと焼き、おんべ焼きなどと言われているが、大朝では「とんど」と呼ばれている。